皆さまこんにちは。今回は10月の報告となります。以前一品作ってきてくれた方に今回もまたご相談し、鯛の兜煮を作ってきて下さいました。ご相談の内容は後程…
本日のお品書き
✓鯛の兜煮
✓さつま芋の粒マスタード和え
紅はるか …富里市産、完全農薬不使用栽培
れんこん …佐倉市産、完全農薬不使用栽培

今回もチバベジからの規格外(規格を問わない)野菜を使用しています。使用した紅はるかは富里市産の、完全農薬不使用栽培品となります。何と言っても糖度が高くねっとりと甘い食感が大きな特徴ですがお酒に合うように粒マスタードで爽やかな酸味と香りを付けて引き立てています。
<紅はるか>
さつま芋の品種は60種もあると言われていますが、それまでにあったさつまいもよりもはるかに優れている、という意味で「紅はるか」と名づけられました。2010年に品種登録された比較的新しい品種です。
「なると金時」や「ベニサツマ」などが含まれる人気品種よりも紅はるかの方が糖度が高く、栽培時に病害虫にも強いとされます。
口に入れた時に強い甘みを感じるのに、後味は甘ったるくなく、さっぱりとしています。
栄養価は以下のものが期待できます。
・ビタミンC…でんぷんに守られているので熱に強い
・カリウム…体内の塩分バランスを調整するはたらき
・ヤラピン…さつまいもの切り口の白い汁。整腸作用がある
・食物繊維…整腸作用がある
千葉県での作付け面積は上位を占めているこの紅はるか。これから風邪や感染症が心配になる季節に、免疫力アップに期待ができるビタミンCや食物繊維が摂れるのは嬉しいですね。
<れんこん>
私の大好きな「佐倉れんこん」。以前にも少しご紹介したことがありましたが、川が近くにあり水が豊富な地域でこちらのれんこん栽培には湧き水を使用しているそうです。肥料も完全に有機で、魚のかすや米ぬかを主に使っています。そして何よりも現代は機械を使って掘る農家さんが多い所、こちらでは一本一本、水圧を使って手掘りをしているのです。手掘りをすることでれんこんに傷がつかないため、2~3日経っても白いままであるのが特徴です。れんこん本来の自然な甘みと梨のような食感とさわやかな香りが楽しめます。
「人とれんこんが喜ぶ環境づくり」に、手間と愛情をかけています
SAKURA RENKON | 佐倉れんこん|千葉県 佐倉市 (sakura-lotusroots.com)
栄養価は以下のものが期待できます。
・ビタミンC…美肌効果、風邪やがんを予防
・カリウム…高血圧の予防、むくみの解消効果
・マグネシウム…さまざまな酵素の働きをサポート、たんぱく質の合成や骨の形成に関与
・食物繊維…便秘やコレステロールの吸収を抑える
・ポリフェノール(タンニン)…抗酸化作用や殺菌作用
食品ロスについて取り組む機会の場に
規格の話になりますが、穴の空いたれんこんは“先が見通せる縁起物”として用いられるだけあって形や見た目の悪いもの、折れてしまったものは特に買い取ってもらいにくくなると聞いたことがあります。れんこんの魅力的な栄養価は他にもたくさんあるのでどんな形をしたれんこんでも食べられるといいなぁと思います。
下の内容は御案内メールを送る時に添付していたものですが、家庭で出る食品ロスと、規格外として流通前に廃棄されてしまう食品ロス、ほかにも様々な業態からその時のタイミング、理由により廃棄されてしまう食品があるので自分が関わる中だけでも、少しでも意識できる場面が作れると嬉しいといつも思っていました。
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~SDGsに取り組んでいます~
家庭から出る食品ロスの多くは「食べ残し」です。
毎月第4月曜日のこちらの会では規格外野菜を取り入れること、
また食べ残しによる食材廃棄を減らすことを心がけています。
「みんなと楽しく飲んでいるだけでいつの間にかSDGsに参画していた!」
ということをコンセプトに、一か月に一度取り組んでおります。
食べ切れる量を開封する、残ったお菓子類は各自持ち帰る、
食べ切れなさそうなお料理は予め周りの方にシェアするなど、
皆さまのご協力を頂けると嬉しく思います。
またボリュームの改善なども心がけて参ります。
苦手なお野菜などございましたらご連絡下さいますよう、宜しくお願いいたします。
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前回も同じことをお伝えしましたが、こちらに集まる場の趣旨は別にあり、特にSDGsについてを中心に話し合ったりするために集まっているような場ではありません。それなのに私個人の思いや考えを受け止めてくれてこのような会の場に取り入れてもらっている、そんな月に一度の集まりでした。
節目として、今回で閉店となりました
節目というものを個人的に大切にしていたいと思う中で、そろそろ一年を迎えるため店長に相談をしようと考えていました。というのもこの夏からお陰様で仕事が忙しくなりつつあったため月に一度とはいえ負担も多くなってきたことと、さらに最近また新しい仕事が出来そうで、そうするとますますこの趣味の領域だけでやっていることが厳しくなってきました。12月は年末にさしかかりレンタルキッチンもお休み期間に入るため11月を最後に一旦けじめとして終了にするかを悩んでいました。
そんな中、店長から同じタイミングで、ご家庭の事情で閉店を考えているとお話を受けました。それであればと今月を最後にしようということになりこの回をもって終了の御挨拶を皆さまにご報告いたしました。
そんな流れもあったため、以前に3度ほどお料理を作ってきて下さった方にも急きょご相談をし、最後に一品作ってきて頂いたという経緯です。
ご自宅にこんな大きな鍋があることにまず驚きましたが、この鯛の兜煮、舞茸がたっぷり入っていてフタを開けた瞬間、とってもいい香りが広がってとても美味しそうでした。

今年の1月から始まり一年弱ではありましたが、とても楽しく過ごさせて頂きました。
きっかけは「毎週月曜日に知り合い同士でお酒と乾き物を持ち寄って集まっているから、そこにちょっとしたおつまみを添えて頂けないか」というお声がけを頂いたことでした。
備蓄の賞味期限が近いクラッカーとお水を使用してお料理をご用意したことが始まりでしたが、せっかくなので食品ロスをテーマに「みんなと楽しく飲みながら、いつの間にかSDG’sに参画していた」をコンセプトに開催できたらと思い、減農薬や農薬不使用で大切に育てられた野菜を規格品、規格外品関係なく取り扱っている知り合いから毎月取り寄せ、お料理を2品ご用意する運びとなりました。
食品ロス以外にも、地産地消や旬の新鮮な栄養価の高い美味しい野菜で健康的に過ごせる場の提供を、という思いとともに、「楽しく食事をする」ことが健康寿命の延伸に繋がるということを期待し、一応、管理栄養士の立場としても個人的にそのような思いも意識の片隅にはありましたがそのような空間を皆様と自発的に一緒に作り上げられたらいいなぁと思っていましたのでとても嬉しかったです。
きっかけを作って下さった方、初回に一緒にご用意して下さった方、一緒にお料理を作ってきて下さった方、そしていつも皆さまが強力しあって片付け、掃除、ゴミ捨てをして下さり、みんなで広げていった空間であったこと、そこに少しでも私も参加することができたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
リニューアルオープンの可能性もあるようで、店長からバトンが繋がること、私も楽しみに期待しております。
